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【書評】「かいけつゾロリ あついぜ!ラーメンたいけつ」

 どうも。takaです。今回の記事では、こちら。「かいけつゾロリ あついぜ!ラーメンたいけつ」についての感想を話していきます。


かいけつゾロリあついぜ! ラーメンたいけつ (30) (かいけつゾロリシリーズ ポプラ社の新・小さな童話)

ストーリー

 旅の途中で、ゾロリ達は、全国のラーメンを食べ歩き、紹介した店のラーメンは必ず美味しいと評判の「ラーメン王」が紹介しているラーメンについての記事を読んでいました。

 それを読んで、何が何でもラーメンが食べたくなったゾロリ一行は、向かい合って建っていて、麺はコシのあるちぢれ麵でモチモチして美味しいけど、スープにコクが無いラーメン屋「カメカメ亭」、反対に、スープは美味しいけど、麺がベチョッとしていてふにゃふにゃで美味しくない「つるつる軒」に行きます。この2軒のラーメン屋はお互いの店をライバル視していて、相手の店より繁盛させたいことで必死の様子(そうしないと客が向こうに流れてしまって閉店しなければならない状況に追い込まれるのでまあそうだとは思いますけど)。

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出典:かいけつゾロリあついぜ!ラーメンたいけつ 原ゆたか(ポプラ社の新・小さな童話)

 

 

 それを知ったゾロリは、もっと競わせて客の信用を失わせ、2軒のラーメン屋を潰して自分のラーメン屋「ゾロリーラーメン」を建て、チェーン店にして大儲けし、ラーメンゾロリ城を建てようと企てます。ゾロリが悪事を働く回ですね。

 

バラエティーに富んだラーメンが出てくる

 2軒のラーメン屋は、ゾロリの唆されて、客の目を引くために色々なラーメンを作ります。例えば、麺をすするとスープも一緒に口まで運ばれる「ストローラーメン」、他にもチョコレートを麺に練り込んで具にチョコチップやホイップクリームを入れた「チョコレートラーメン」など、斬新なラーメンも出てきます。個人的にはストローラーメンはスープを少しさませばいけるかなと思います。終いには時間が経てばのびて不味くなってしまうラーメンをバイキング形式にしたり、店を回転寿司のラーメン版、回転ラーメン店にしたりします。

風刺が効いている

 2店のラーメン屋の店主は、利益を追求するあまりに変なアドバイスを真に受けて、その結果自分達の首を絞めていくことになります。消費者も消費者で、新しいものなら何でも飛びつき、良い所ばかり考えてその結果、後悔する目に遭う。この世は無知な人はカモにされるっていうことも教えています。

読者をラーメンの虜にする

 小学4年生の頃に読んだのですが、この本を読んで思ったことは、まさにこの一言に尽きます。最初のページにラーメン王が紹介するラーメンが書いてあるのですが、この段階で読者をラーメンの虜にします。

 そんな訳で、この本を読んだ影響で一時期インスタントラーメンをよく食べ、外食するとしたら「バーミヤン」に行きたがるようになりました。当時はラーメンが食べられる店はバーミヤンしか思い浮かばなかったので。

 それと、一回だけ試しにラーメンを作ってみたこともありました。味はかなりイマイチでしたけど。

 

 この本がラーメン食べ歩きを流行らせたんじゃないかとも思ってしまうほどです。

 ラーメンが好きな人には良いですよ。


かいけつゾロリあついぜ! ラーメンたいけつ (30) (かいけつゾロリシリーズ ポプラ社の新・小さな童話)

 

それでは~

 

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