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【書評】茉莉花官吏伝 皇帝の恋心、花知らず

 どうも。takaです。今回は「茉莉花官吏伝 皇帝の恋心、花知らず(ビーズログ文庫)」

 

ストーリー

 後宮の女官の茉莉花(まつりか)は『物覚えがいい』というちょっとした特技を持っています。
そんな彼女は、名家の子息のお見合い練習相手を引き受けることに。
 しかしその場にきたのは、お見合いをしてみたかったという皇帝・珀陽(はくよう)でした。 
 そこで珀陽茉莉花の特技を知って、それを見込んで「とりあえず科挙試験に合格してきて」と言い出します。 
 これは皇帝に見初められた少女の中華版シンデレラストーリーです。

学力が伸びるきっかけは

 茉莉花は科挙試験に合格するために学校に通うのですが、これまで物覚えの良い特技で損をしてきたこともあってか最初は本気でやろうという意思が無く、成績も良くありませんでした。
しかし、皇帝陛下とまた話をしてから本気になって取り組むようになり、特技もあって一気に伸びていきました。
 これは現実の受験でもある光景です。受験で秋くらいになると一気に伸びると言われるのは春、夏にかけて固めてきた基礎が頭の中でつながったことから起こることなのだと思いました。

「向いている」を大切に

 どうしてその職業に就きたいのかと問われれば、大体「好きだから」、「憧れだから」と答える人が多いです。しかし、好きだからといって必ずしもなれるとは限らず、好きを追いかけてどんどん歳を重ねていった結果、後悔だけが残ることの方が多いと思います。
 人は物事に慣れると飽きて他の興味を探すようになるので、仮に今好きなことを職業に出来たとしても長続きする保証はどこにもありません。
 そこで職業選びで大事だと思うのは、自分の持っている特技や性格を知り、それを活かすことのできる職業を目指すことだと思います。
 そうすれば仕事においてのストレスも減るだろうし、良い結果を出すことが出来る確率も上がっていきます。
 学問やアルバイトは教養を深めること、お金を稼ぐことがいかに大変なのかを知ることの他に、自分の強みを見つけてどの職業を目指すことが最善であるのかを知るためにすることだと気付きました。