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【書評】アホガールの作者が語る、「マンガで夢を叶えるための"おもしろい"の伝え方」

 どうも。takaです。今回の記事では、漫画家であるヒロユキ氏(@burumakun)の、マンガ術、「マンガで夢を叶えるための"おもしろい"の伝え方」について書いていきます。


マンガで夢を叶えるための“おもしろい”の伝え方 (ワイドKC)

本の内容

 この本ではヒロユキ氏が、下積み時代に重ねてきた経験を踏まえて、どのように漫画を描けば読者に「面白い」と言ってもらえるのかが書かれています。

 ヒロユキ氏の代表作と言えば、「アホガール」で、紙と電子書籍を合わせれば累計発行部数が450万を超える超売れっ子漫画家です。漫画家が直々に漫画の描き方を教える書籍っていうのはあまり聞かないので、かなりレアです。しかも大きな実績を出している漫画家が教えるのであれば心強いです。

読者に共感してもらえるようテーマを考える

 自分の描いた作品は、読者に読んでもらって、「面白い」「辛い」「悲しい」等、どういった気持ちになってほしいかといったことをまずは考える必要があります。そのテーマに沿ってストーリーを考えていくのです。

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出典:マンガで夢を叶えるための"おもしろい"の伝え方 ヒロユキ (ワイドKC)

 

 ヒロユキ氏はテーマを考える前はデビューにこぎつけることが出来ず、デビューするのに9年かかったそうです。

 しかし、テーマを考えて描くことによって自分の意図が明確になり、各々のシーンも説明出来るようになるのでもし良い反応をもらえなくても修正の方向が分かりやすくなり、さらに自分の意図がどれだけ伝わったかも知ることが出来る。その結果デビューすることが出来たそうです。

 テーマを考えることは漫画だけでなく小説にも参考になると思います。

キャラの魅力が最重要

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出典:マンガで夢を叶えるための"おもしろい"の伝え方 ヒロユキ (ワイドKC)

 

 漫画で一番インパクトが強いと感じられるのは、キャラクターです。例えば、子供が漫画を読んでスポーツ選手や医者等に憧れる理由としては、「野球ってすごい」というよりも、「キャラクターが魅力的だったから」ではないでしょうか?野球に例えると、主人公が速い球を投げてズバンズバンと相手バッターを三振に斬って取る、どこまで飛んでいくのか分からない程の特大ホームランを放つ、ヒット性の当たりに飛びついてキャッチして間一髪アウトにする等、そんな姿が多くの人にとって格好良く映っていたから社会にも影響を与える結果にもなったのです。

 キャラクターをテーマと一体にすると、ブレなくなります。

読者にキャラを印象付けるアクションとリアクション

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出典:マンガで夢を叶えるための"おもしろい"の伝え方 ヒロユキ (ワイドKC)

 

 言動や表情、反応の違いでキャラクターがどう読者に伝わっていくのか変わっていきますので、アクションとリアクションはキャラクターを立たせる上で必要です。クールなキャラだったら知的な言動を出すといった自分がしたいキャラクターに合わせて描く。

 ただ、読者目線で描くと、読者は不特定多数なのでどういったものが良い反応をもらえるのかが分かりません。なので自分の目線で見て納得するように描くのが良いです。

書評

 この本は、漫画の面白さを伝える描き方について書かれていますが、悩んでいる時等、その他のことにも応用出来ると思います。

 そして、この本を読んだことで、キャラクターの魅力はどう作っていけば良いのか、読む前に比べてハッキリと見えてきましたし、漫画はキャラクターが良くないと人気が出ないものだと改めて思いました。

 

 漫画家を目指している人に特にお勧めですが、ビジネス系としてもお勧めだと思います。


マンガで夢を叶えるための“おもしろい”の伝え方 (ワイドKC)