本が友達の大人の読書感想文

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警察学校の世界を描いた作品「教場」


教場 (小学館文庫)

本の内容

 各都道府県にある警察官採用試験に合格後に入る日本の警察官を育成する警察学校。

 ここでは一人前の警察官になるべく日々訓練が行われている。

 多くの生徒たちは警察官という職業に憧れを抱いて入校するものの、冷徹な教官、風間公親によって、その希望はあっさりと崩れ去る。彼に睨まれた者は退校を余儀なくされる。

 警察学校というのは、警察官を育成する所というより、入校した生徒をふるいにかける。いわば最後の試験。

 といった、生徒側の観点から警察学校の過酷な日常を描いた作品です。

警察学校の日常

 警察学校では、それぞれ試験によって期間は異なりますが、規則正しい生活を行い、教養、剣道、武術等、警察官になるにふさわしくなるための訓練が行われています。

 私も6年前に自衛隊に入ってそのような経験をしていたので、それと似たようなものかと思います。剣道の訓練はありませんでしたが、筋トレが厳しく、部屋の掃除等は細かかったり、整理整頓に厳しかったり、早食い、早風呂を強いられたので時間に余裕が無く、忙しい毎日でしたね。

 そんな厳しい訓練を行い、卒業試験に合格すると、晴れて警察官としてそれぞれの勤務地に配属されます。

警察官は油断を許されない

 ご存知の通り、警察官は、パトロールをして犯罪を犯した人間を逮捕したり、道路を監視してスピード違反している車が無いか、怪しい人はいないかなどチェックします。

 私は警察官相手だと逆らう気は全く無いのですが、中には詰問されて抵抗する人もいます。中には刃物を持っている可能性もあり、相手が大人しく警察の言うことに素直に従うという保証はありません。

 なので、警察官は油断をしてはいけないのです。常に身構えて、抵抗した時のことを想定し、慎重に行く必要があります。

 風間教官は警察官というのは、国民を危険から守る非常に大事な使命があります。なので、希望を持って入ると、心にスキが生まれ、命取りになる。

 なので、風間教官は独特なやり方で生徒をふるいにかけ、警察官にふさわしくないと判断した生徒に退校を促すのです。

 これはさすがに経験が無いですね。自衛隊では辞めろなんて言われなかったし、退職する人は確かにいましたけど、少数でしたから。やっぱり自衛官と警察官は違いますね。

 この本を読んで、自分の体験談と重ね合わせながら、警察官の日常を垣間見ることが出来ました。もし警察官になりたいと思っている人がいましたら、読むことをお勧めします。警察学校について予習も込めて。

 

 今回のお話は以上です。もしよろしければ他の記事もご閲覧お願い致します。

 最後まで読んでいただき、どうもありがとうございました。