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【書評】かわいい女・犬を連れた奥さん

 どうも。takaです。今回は、チェーホフ氏の作品、「かわいい女・犬を連れた奥さん (新潮文庫)」の感想です。

 


かわいい女・犬を連れた奥さん (新潮文庫)

 

内容

 恋人との別れと共に自分の意見まで無くし、孤独になった女性が見つけた最後の生きがい、ある日出会った一人の可愛い女性の姿を描いた作品等、

 作者の晩年の中・短編7編が収録されています。

 

人は出会う人によって変わる

 人間、出会う人によって人生が楽しくなることもあるし、苦しくもなります。

 自分は基本的に一人で行動することが大半で、職場でもプライベートな話をすることは皆無なのですが、本や、鉄道、道路に興味を持っている人と話すのは好きで、そういった類が絡むと積極的に話すようになります。

 

 ただ、中学の頃はいじめを受けたこともあり、今でもその恨みは消えることなく自分の心の中に残っています。もし会ったら言いたい放題言ってズタズタにしたい気分です。

 

 一流のスポーツ選手やビジネスマンも、その人達の経歴を調べたり、著書を読むとどこかのタイミングで自分の理解者と出会うことで運命を変えるきっかけになっていることが多いです。

 

 この作品でも、特別な人との出会いは特別な時間であり、幸せな時間であったことが窺がえます。

 そして、何かがきっかけで別れてしまい心にぽっかり穴が開いてしまう。

 

 現実で、これまで元気だった人がパートナーに先立たれたことで一気に老け込んでしまうというケースがありますが、原因はそういう所にあるのだと思いました。

 

 この作品は人から色々学んだり共に時間を共有することの大切さ、そして出会いと別れ、楽しさと切なさの両方が多く入っています。


かわいい女・犬を連れた奥さん (新潮文庫)