本が友達の大人の読書感想文

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【書評】ヒッコスでひっこす

 どうも。takaです。 

 今回は、私が小学3年生の頃よく読んでいた「はれときどきぶた」シリーズの1つ、「ヒッコスでひっこす(いわさき創作童話)」についてです。


ヒッコスでひっこす (いわさき創作童話)

内容

 突如畠山家に訪問してきた知らないおじさんから、お宅の家の下には爆弾が埋まっていて、このままだと爆発する危険性があるとのことで、その爆弾を掘り出すので引っ越すように言われました。

 いきなりな上に引っ越すことは大変疲れることなので畠山家は渋りますが、引っ越すためにおじさんは家ごと運んでくれるロボット、「ヒッコス」を貸してくれます。

 これで引っ越すのに躊躇う理由が無くなった畠山家は、自分が住みたい場所を考え出し、公園の木の上、川、スーパーの中、水の中といった色々な所に転々と引っ越していく物語です。

いざ住みたい所に引っ越してみると・・

 流れでいうと、最初の方は住みたい場所に引っ越せたことで泳いだりして遊んで楽しむのですが、時間が経ってくると、木の上だったら天気が崩れてその影響で木の幹が折れて「もう木の上なんて嫌だー!!」「虫がいて気持ち悪い」となり、川だったら家をつないでいたロープが切れて危うく海まで流される所だったり、スーパーの中だったらお客さんがいっぱい来て騒がしくなってしょうがない、水の中だったら「これ以上いたら溺れ死ぬ」からと言い始めて新しい所へ引っ越す・・。

 大体こんな流れです。いざ住みたい場所に住んでみると自分が思い描いていたことと違う・・理想と現実のギャップが出ていますね。

 どこに行ってもメリット、デメリットはある。どれが妥協出来てこれはどうしても妥協出来ない。引っ越しは順応性が問われると思いました。

もしヒッコスが手に入ったら

 私がヒッコスを手に入れたら、休日にその時行きたいと思った所に引っ越します。そうすれば交通費も時間もかからないのでお手軽です。そして満足したら元に戻る。まあ旅行は目的地までの道のり、例えば列車だったら風景を見る。車だったらサービスエリアに寄って色々見て回るというのも楽しみの一つだから、使い分けは考えます。

世界が広がる

 なかなか定住せず、色々場所を変える畠山家ですが、少なくとも、日本だけでなく、世界、挙句の果てに空想の世界に住んだという経験は周りからとても羨ましがられることですね。一般家庭では味わうことがなかなか出来ない。羨ましい・・。

 「自分もこんな体験してみたい」・・と思わせる要素満載です。