本が友達の大人の読書感想文

自分がこれまで読んで気に入った本。漫画、小説、ビジネス書、ジャンル問わず紹介致します!!また、観た映画や子供の頃やっていたゲーム等についての感想も書きます。

ドラえもんでわかる「嫌な人間はいなくならない」

 こんばんは。takaです。今日は久しぶりに定時で帰りました。先月は定時で帰ったことが無かったので実感が湧かないです。

 自分の上の人は残業すべきだと言う人がいるのですが、残業する=優秀という訳ではなく、ただ単に「要領が悪い」とかいう見方もあるのでそうだとは思わないです。むしろエリートサラリーマンほど定時で帰ってアフター5を充実させていると言いますし。


ドラえもん (15) (てんとう虫コミックス)

 今回は、「ドラえもん」に収録されたある道具についてです。

スイッチ一つで人が消える

 この巻には、「どくさいスイッチ」というスイッチを押しただけで人が消えてしまうという道具があります。しかも、誰も消えた人のことを覚えておらず、親ですら「そんな子家にはいない」と言います。まるで最初からいなかったかのように。いわば神隠しです。

 独裁者はこの道具を使って逆らう人を消してきたとドラえもんは言います。この話で、のび太はこれを使って野球の試合に負けた腹いせにバットで殴ってくるジャイアンを消しました。

しかし、いざ使ってみると・・・

 しかし、ジャイアンを消しても、のび太の心は晴れず、誰もジャイアンのことを覚えていないことに戸惑う中、スネ夫がのび太をバットで殴りつけます。まるでジャイアンになったかのように。

 どうやら、人を消した場合、他の誰かが消えた人間の性質を引き継ぐみたいです。スネ夫に追いかけ回されたのび太は、勢いの余り、スネ夫も消してしまいます。すると、また他のキャラクターがのび太を責め立て、のび太はそれに耐えきれず、「もう誰もかれも消えてしまえ!!」と、うっかりスイッチを押してしまい、世界中の人間を消してしまいます。

人は孤独には勝てない

 世界中の人間を消して「えらいことをやってしまった」と思ったのび太ですが、「もううるさいことを言ってくる親も教師もいないんだ」と開き直って自分は独裁者だと一人だけの世界で生きていくことを決めます。

 欲しいものも食べたいものも何でもタダで手に入る。幸せだと思ったら、寂しさがこみあげてきて「ジャイアンでも良いから出て来てほしい」と言います。すると、「気に入らないからと言って人を消してもキリがないことになるんだ」と、ドラえもんが出て来てのび太に言います。そして、「これは独裁者を懲らしめるための道具なんだ。もとに戻そう」と、消えた人間も元通りになります。

 そして、ジャイアンやスネ夫に野次を飛ばされながら野球の練習をするのび太のシーンでこの話は終わります。

人の好き嫌いで選択するのは良くない

 この話で思ったことは、嫌いな人がいるからといってその人をいたぶろうとしたり、仲間外れにしたり、職業を変えたりしても仕方が無いということです。

 その人が自分の周りからいなくなってもまた新しく嫌いな人が生まれ、それの繰り返し。

 「こち亀」の話でも両津が他の場所で勤務するようになった際、大原部長はこれで楽になると思いきや、いつも雷を落としている両津がいなくなったことで逆に怒りが増し、その矛先が中川や麗子に向くようになりました。

 だからみんな仲良しなんていう話には全然共感が持てないし、現実感が無いと思っています。世の中まとまらないように出来ている。仲が良かった人とも「また今度一緒に遊ぼう」「俺達の友情は永遠に不滅だ!!」と言っても今度というのは二度と無く、実際離れてしまえば自然と疎遠になる。だから自分のことだけを考え、生きていく。そう思って生きるのが幸せなのだと思いました。

 

 今回のお話は以上です。もしよろしければ他の記事もご閲覧お願い致します。

 最後まで読んでいただき、どうもありがとうございました。