本が友達の大人の読書感想文

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アスペルガー症候群の特徴

 


アスペルガー症候群

本の内容

 この本では、発達障害の一つとして分類されている「アスペルガー症候群」について、アスペルガー症候群の特徴等の説明、その人達とどう接すれば良いのか、どう長所を生かしていけば良いのか、学校や会社といった組織はどう対応していけば良いのかが書かれています。

この本を手に取ったきっかけ

 この本を読もうと思った理由は、私も「アスペルガー症候群」だと以前言われたからです。

 以前、「ザ!世界仰天ニュース」を観た時、アスペルガー症候群の人について取り上げていたのを見て、私と特徴が似ていると他の人から言われました。確かに、番組を見ていると、その人は、手先が不器用だったり、孤立しがちだったり、周りからは「変わり者」だと言われることが多かったりで、自分の過去とどこかしら似ていると思いました。

 私は小さい頃から周りがサッカー等で遊んでいる中、一人砂場で遊んでいる等、一人遊びが好きで、特に空に字を書くのが好きで、よくどこでもお構いなしでやっていました。その行為が変であるなんて全く思わず。小学生の頃はこのことについて何も言われなかったのですが、中学に上がってからは、教師や新しく知り合った同い年の生徒から変だと罵られ、障害者呼ばわりされる等、いじめを受けるようになりました。家庭訪問でも担任の教師が自分の親に「お宅のお子さんは何であんなに変なのか」と言ったらしいです。職員室でも噂になっていたり、自分の知らない所でも話題になっていました。

 それで、自分は本当にアスペルガー症候群であるのか気になって、詳しく調べてもらうべく親に付き添ってもらって病院に行き、その結果、アスペルガー症候群だと診断されました。

大人になってから浮き彫りになるコミュニケーション能力の低さ

 発達障害には、大人になってから分かるというケースも珍しくありません。私も大人になってから分かったので。

 それは、学生の頃は他の人とコミュニケーションを取らなくても特に大きな問題は無いのですが、大人になって社会に出ると、コミュニケーションを取らなくてはいけない機会が増え、そこでコミュニケーションに問題があることが分かるからです。現に私は高校入学以降は他人と全然絡まず、アルバイトでもお客の前で会話することも無かったので、特にコミュニケーションで困ることは無かったのですが、会社で働くようになってからは「人と目を向けて会話が出来ない」等を指摘され、困りました。出勤時の挨拶は普通に出来るのですが、定時が過ぎて帰る時は自分の業務が一段落したのでそろそろ帰ろうと思っていても帰って良いと言われないと帰って良いのか分からず、緊張して「お先に失礼します」が上手く言えないです。

アスペルガー症候群の長所

 上記を見ると、アスペルガー症候群には損な所ばかりではないかと思うかもしれませんが、長所も存在します。

 それは、興味を持ったものに関しては、時間を忘れるくらい没頭出来る所です。電話を開発したグラハム・ベルや、発明の天才と言われたエジソン、相対性理論を表したアインシュタイン、現在ではイチロー選手も、アスペルガー症候群だったのではないかという説もあります。

 私は小さい頃は鉄塔が好きで鉄塔を見て回ったり、その後は電車に夢中になって電車によく乗ったり、時に学校を休んでゲームに夢中になったりでした。電車に乗る際は、「各駅停車に乗るのは嫌だ」と駄々をこねていたので、これはこだわりが強い分類に入るんでしょうかね?

 今では空に文字を書く行動は職場ではしていませんが、会議中に脳内で空想の世界に浸ったりして、こんな物語作りたいな、とか考えて、会話を全く聞いていないです。

問題無く生きるには周りの理解も必要

 発達障害の人が特に周りとの軋轢を生むことが無く、仕事等をしていくためには、周りが発達障害の特徴等を理解し、それをサポートする環境が必要なのだと思います。発達障害というのは外から見ると特に何の問題も無い普通の人だと思ってしまうため、他の人が普通に出来ることが出来ないと叱責して後になって問題になります。

 そして、特徴を理解し、彼らが最大限に力を発揮できるような環境を整えることが出来れば、会社にとってもプラスになるし、発達障害の人もストレスを溜めることなく働くことが出来るので、良いことづくしになると思います。

 

 今回のお話は以上です。もしよろしければ他の記事もご閲覧お願い致します。

 最後まで読んでいただき、どうもありがとうございました。