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天久鷹央の推理カルテを読んだ感想

 どうも。takaです。今回はこちら、医師もしている知念実希人氏の作品、「天久鷹央の推理カルテ(新潮文庫nex)」について書いていきたいと思います。

 

天久鷹央の推理カルテ (新潮文庫nex)

 

ストーリー

 東京都東久留米市にある天医会総合病院では、原因が不明などの理由で他の所では対処出来ない患者が来る統括診断部というものが存在し、そこで頭脳明晰な天才女医である天久鷹央が病気の謎を、時には警察絡みの事件で、「名探偵コナン」のコナンみたいに現場に介入して解明していく物語です。

 

 自分の地元は隣の埼玉県新座市なので、舞台が東久留米市っていうのが一番衝撃的でした。

チームバチスタの栄光みたい

 統括診断部では、彼女の他に、小鳥遊優という天医会総合病院へ派遣された医師が登場し、彼の一人称で物語が進んでいきます。

 この二人のコンビは、仲村トオルさん、伊藤淳史さんが出演していたドラマ「チームバチスタの栄光」のような感じでしたね。頭脳明晰だけど思ったことを正直に言ったりするので人間関係においてトラブルが何かと多い鷹央のフォローをする所とか、色々な行動に振り回されるとか、鷹央が小鳥遊さんを「小鳥」と呼ぶ所が。ドラマの映像が頭に思い浮かんできます。

 

 私個人としては研修医の小鳥遊さんと鴻ノ池さんとのやりとりの方が面白いですけど。彼女にも小鳥呼ばわりされて、それに対して小鳥呼ぶなという所が特に。

アスペルガー症候群

 作中で本人が言うのですが、鷹央はアスペルガー症候群です。彼女は小学生の頃から本を読み漁ったお陰で膨大な知識が備わっています。まるで歩く百科事典のごとしです。

 しかし、その反面、よく転んだりと、運動神経は悪く、体力もありません。他にも手先が不器用で輸血が出来ない、人の気持ちがわからないといったアスペルガー症候群の人間にありがちな弱点も存在します。中でも手先が不器用なのは共感できましたね。私も手先が不器用で居酒屋でアルバイトをしていた時先輩に包丁を使っている際、「お前本当にどうしようもないくらい不器用だな」と言われました。

 

 そしてある日テレビでアスペルガー症候群を取り上げた番組があり、それを観ていた際に「自分と似ている」と言われ、気になったので診てもらった所、自分はアスペルガー症候群だと診断されました。

まとめ

 この作品は「症状がこうなっているから病気はこれだ」そしてそこから犯人を見つけるといった流れです。

 警察はサブで、医者がメインという形ですけど、刑事観点ではなく医者になった目線で読めるので違った観点で事件を見てみたいと思う人は読んでみると良いと思います。

 

 シリーズも色々発売されています。