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【書評】ストロベリーライフ

 どうも。takaです。今回の記事では、荻原浩氏の作品「ストロベリーライフ」(毎日文庫)の感想ついて書いていきます。


ストロベリーライフ (毎日文庫) (毎日文庫 お 1-1)

あらすじ

 独立してフリーの広告デザイナーをやっている望月惠介という男性が、実家で農業をしている父親が脳梗塞で倒れてリハビリを余儀無くされ、農業に携わることに。農業が嫌いだった惠介でしたが、獲れたての苺の甘さに触れることから農業の魅力にハマっていきます。

フリー=自由、楽しいではない

 惠介は、フリーになったばかりの頃は仕事がありましたが、時間が経っていくにつれ減っていき、お金を切り崩すことを余儀無くされていました。

 ここから、フリーになることは決して自由な訳でもないし、楽しいとも限らないということが見て取れます。

 「会社勤めが嫌だから」、「自分のやりたい仕事をやりたい」という思いから独立したいと思っている人はいると思います。しかし、フリーになると、自分で仕事を取らなければいけなくなる、より相手との信頼関係を築く等、やらなければいけないことは多くなり、会社員の時よりも多く仕事のことを考えなければいけない。そして、仕事が無ければお金が入らないので仕事が来ない場合は生活のためにどんな仕事でも引き受けるようになる等、自由に仕事が出来るようになるとは限りません。脱サラは本当に覚悟を持ってやらなければいけないのです。

抱えるものは少ない方が良い

  人間1日24時間しかないのは同じです。その時間で自分のやりたいことを全部やるというのは無理です。何か一つのことに没頭したら、他のことが疎かになってしまうのは当然です。例えば、結婚して家庭を持っている状態で仕事に没頭して身内から不満の声が出た時はキャパオーバーしているというサインです。

楽しいと感じるからこそやりたいことが増える

 惠介は農業が楽しくなったから経営に手を出し、偶然出会った学生時代は決して仲が良い訳でもなかった元クラスメイトにアドバイスを求めたり、ぎこちなさがあった親族に歩み寄って協力を頼むといった行動を取るようになります。そして自分達の持っているものを組み合わせて一緒に協力していく中で、親密さが深まっていきます。

 これは惠介が農業に携わっている今の人生が楽しいと感じていたからこそ取った行動なのだと思います。

 楽しいと感じれば自ずと自分から意欲的に動くようになり、見える世界がどんどん広がっていきます。

 

 人生をもっと豊かにするためには、今やっていることを楽しいと感じる姿勢が大事なのです。

 

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