僕たちは14歳までに何を学んだか 新時代の必須スキルの育み方(SB新書)
本の内容
これからの時代を生きるために必須なスキルとは何か?そして、それをどうやって育むのか、ホリエモン、キングコングの西野亮廣氏、前田裕二氏、亀山敬司氏の子供の頃どんな遊び、体験をしたのか、藤原和博氏との対談形式も交えて書かれています。
また、藤原和博氏本人の子供の頃やっていた遊びのエピソードも書かれています。
彼らの遊びは半端じゃなかった
エピソードを読んでいて、自分の子供の頃の遊びとはスケールが違うと感じました。ホリエモンの著書である「ゼロ」や「我が闘争」でも書いてありますが、ホリエモンは中学の頃プログラミングに熱中し、しかもシステムの移植等の仕事もしていて、その後、しばらくプログラミングから離れましたが、大学時代に再び関わり、IT会社を立ち上げました。
西野氏は、オセロで「どうやったら勝てるのか」を論理的、客観的に考えることによって高い思考力が身に付け、それを漫才のネタを考える時でも活かされたのかなと思っています。
前田氏は自分の歌を聴きに来てくれる人の要望に応えるためにものすごく練習をしたりするなどをしていたそうです。
しかも、彼らは学業もゲームに熱中している時のようだったり、家族が喜ぶからという理由で良い成績を収めています。中学時代、中間期末で1教科50点取れれば上出来だと思っていた自分の姿を思い出して落ち込みました。
遊ぶことで思考力は磨かれる
この本は、遊ぶことは人生においても役に立つし、遊ぶことで学校の授業では学べない思考も身に付けることが出来るし、柔軟に物事を捉えることが出来るなど、遊びの重要性について書かれています。
例えば、ゲーム脳といってゲームをすると頭が悪くなるなんていう見方もありますが、ゲームは最初は操作が上手くいかないので理解しなければいけないし、色々思考を凝らせてやらなければならなかったりするので何も考えないでプレイすることは無いので頭を使います。
遊んでいると生きているって感じがする
私は、幼少期は砂場で山を作り、山が出来たらトンネルを掘ったり、穴を掘ってその穴にバケツに組んだ水を入れたり、泥だんごを作ったりしていました。
幼稚園の年長からゲームにハマり、ポケモンや「スーパーマリオワールド」等のマリオシリーズのゲームをずっとプレイして、小学生に上がったらそれらに加えて「スーパードンキーコング」シリーズ、「スターフォックス」、「バンジョーとカズーイの大冒険」等、やるゲームの種類が増え、小学5年生からは専ら「実況パワフルプロ野球」シリーズ、「パワプロクンポケット」シリーズに夢中になっていました。
中学からはSMAPのCDを聴きながら歌ったりして、登下校時に歩きながら「世界に一つだけの花」や「Triangle」を歌っていたり、高校卒業後は昭和の歌をYouTubeで聴いて歌ったりしました。歌を歌うのは今でも好きで、仕事中でも無意識に鼻歌を歌ってしまいます。
上記の人達に比べると、自分がこれまでやって来た遊びが役に立ったか分からないです。子供の頃は客観的に物事を考えたことが全く無く、オセロはやらなくても将棋はやっていましたけど、戦略に関しての本を読んだりせず、ただ赴くままに駒を打っていただけですし。
ただ、遊んでいると、生きているって楽しいって感じがします。その時は「自分は何で生きているんだろうか」「死んだらどうなるんだろう」とか、嫌なことを考える余地が無いので。
ホリエモン等も人生の役に立つために遊びをしていた訳ではないと思うので、遊んでいる時は楽しいか否かを判断基準にして、役に立つかどうかは考えない。それが最善かなと思いました。
今回のお話は以上です。もしよろしければ他の記事もご閲覧お願い致します。
最後まで読んでいただき、どうもありがとうございました!!