本が友達の大人の読書感想文

自分がこれまで読んで気に入った本。漫画、小説、ビジネス書、ジャンル問わず紹介致します!!

【書評】A/Identify―アイデンティファイ―

 どうも。takaです。今回は、現役ITエンジニアITである大隆哲裕氏の作品、A/Identify―アイデンティファイ―(幻冬舎)についてです!!

 


A/Identify [ 大隆哲裕 ]

 

ストーリー

 この作品は、主にアプリ開発に携わっているエンジニアが、AIを使った犯罪対策関連の案件を請けることとなり、案件に携わっていく過程でAIについて触れながらAIとは何か理解していく物語です。

AIと人間

  AIは取り込まれたデータをもとに、効率的な作業等を割り出します。与えられたデータの質が良ければ良いほど効率が上がります。そして、知能も人間が到底及ばないくらいになる言われています。囲碁でプロを負かしたので真実だと思います。

 ただ、AIはデータが無ければ何も出来ない。それに対して人間は0から何かを生み出せることが出来ます。知能は1からどんどん生み出していく能力のことなので1から生み出すことはAIの方が上ですね。

内容

 この作品には人工知能が導き出す効率的な行動について否定する年配の人間も出てきます。自分がこれまでやってきたことに固執し、効率を重視する行為を楽な選択と見なしています。そう言う人達は食わず嫌いで冒険をしない人だなと思います。

 

 何事もやってみて、結果で使えるかどうか判断した方が良い。自分の経験だけで止まっている。もったいない。食わず嫌いはせっかくのチャンスを棒に振ってしまうことにつながるんじゃないでしょうか?

 

 ましてや以前、入りたての頃IT業界は年功序列ではなく実力社会だと言われたことがあるので余計そう思いました。

 科学技術の発達速度はどんどん速くなっていて、2045年くらいには本当に人の代わりに作業をするAIが出るという声が出ています。

 

 そうなったら自分の生活はどうなるのだろうか?仕事を探さないといけなくなるのか、仕事をしなくても生きていけるのか、分からないからそんな未来は怖いですね。正直後者であってほしいと願うばかりです。

 

 私の一番の願望としては、AIの頭脳と自分の頭脳を融合させたいことです。そうすればAIの高い知能が手に入り、かつ人間の生産能力も使うことが出来ます。そうなれば優れた生命体が誕生する。これで仕事を奪われる心配も無くなるので一安心出来るのですが。そこに飛行機能やミサイルとかビームも撃てるように改造されればロマンがあってなお良いですね。

 

 SFが好きな人にお勧めです!!


A/Identify [ 大隆哲裕 ]

【書評】小春さん、ずれてない?

 どうも。takaです。今回は、東屋めめ氏の作品、「小春さん、ずれてない?(双葉社)」について書いていきます。

 


小春さん、ずれてない? (アクションコミックス)

 

ストーリー

 主人公である小春は、女子大生で、大学で彼氏が出来て楽しそうにしている友人を見て羨ましく感じ、

 

「彼氏が出来れば幸せになる!!」

 

 と思い込んで、早速彼氏を作ろうと、隣に住んでいて同じ大学に通っている男性、冬樹に相談し、女子力を上げて彼氏を作ろうと色々試していく流れの物語です。

 

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出典:「小春さん、ずれてない?」 東屋めめ (双葉社)

 

タイトル通り、ずれています

 彼氏を作るための特訓が始まったのですが、小春は感覚が他と異なるのか、ゴミ出し時の適当な格好のまま大学に来たり、料理を作るにもニンニク臭を漂うものを作ったり、使っている口紅が雑誌の付録でついているものだったり、純粋なのか、空気を読まない発言で相手を怒らせたりと、彼氏を作るには色々とハードルが高いと思うような状況で、冬樹は頭を抱えます。

 

 そもそも、隣に住んでいるとはいえ、彼氏が欲しいことを男性に相談するという行為自体、「これ付き合っていないの?」としか感じませんでした。幼馴染というわけでもなく、冬樹は認識している程度です。

 

 

感じたこと

 この本は他人とのコミュニケーションについても色々考えさせられる所がありました。

 

 彼氏、彼女を作るためには、自分を客観視して、「自分は今どういうような目でみられているんだろう?」「この格好おかしくないか?」「この発言をしたらどういう結果になるのか?」

 

 自分の普段の振る舞いについて考え、悪いと気付いたり、指摘されたら改善していくことが必要なのかなと思いました。人間は外見より中身が大事と言いますが、第一印象が悪いとそこから挽回するのは困難。なのでまずは普段から外見に気を遣って生活することにより話しかけやすいと思われてコミュニケーションを取る機会が増え、友達・彼氏・彼女を作るための基礎となるのかもしれません。

 

 この本は小春を見ることによって自分を見つめる良い機会になると思いますので、コミュニケーションに自信が無い人にお勧めだと思います。


小春さん、ずれてない? (アクションコミックス)

【書評】東京プレデターズ チャンネル登録お願いします!

 どうも。takaです。今回は、「このミステリーがすごい!」大賞隠し玉として有名な「死亡フラグが立ちました!」を書いた七尾与史氏の作品、「東京プレデターズ チャンネル登録お願いします!」の感想を書いていきます。

 


東京プレデターズ チャンネル登録お願いします! (ハルキ文庫) [ 七尾与史 ]

 

ストーリー

 怪獣映画の製作を夢見ながら生活していた須山民夫が、懸賞サイトで小型アクションカメラを当てたことで、大学の先輩である阿知良サトシにネオチューブの道に強引に引っ張られ、同じく巻き込まれた森元蘭子と共にネオチューブの広告収入でお金を稼ぎ、撮りたかった怪獣映画の製作費を捻出するために動画配信チーム「東京プレデターズ」を結成します。

 そしてバズって一気に有名になるために、誰もが目を引くであろう東京の奥羅摩にある廃墟ホテルで起きた有名ネオチューバーが起こした殺人事件の真相を突き止めていく物語です。

 

情報を新しくしていかないとチャンスを逃す

 以前ホリエモンが「寿司職人が何年も修行するのはバカ」という発言をしていましたが、その理由は、昔は寿司の握り方は職人の専売特許であったものの、現在では鮨を握るための技術は専門学校で学ぶことが出来るので選択肢が増えたからというものです。

 要は「時代の文化や環境は常に変わっていくもの。だからそれを見極めて行動すべき」なのかなと思います。

 確かに、YouTubeを使えば、芸能人でなくても有名になることも出来るし、時代が変わりましたね。

 

 この物語に出てくるアチラ先輩も色々情報を仕入れているようで、同じようなことを二人に言っています。この先の医療の未来等……

 今のそれぞれに置かれた境遇の負の側面を指摘し、納得させます。そしてこれは実際に現実でも起こりそうな内容なので無視出来ませんでした。

 

 古い情報はほとんど役に立たないし、新しい情報もすぐに古くなる。だから、何かしたいことがあるならば行動しつつ情報を入れ続けることも忘れずに行うべきなのだと感じました。

 

 そして、国に頼らず、自分の身は自分で守れるようにしないと後々困るのだと思いました。

 

 この作品はYouTubeに触れていると親しみやすい作品なので、YouTubeが好きな人にお勧めです。

 また、YouTubeの仕組み等があまり分からない人でもどういうものなのか分かってくると思うので読んでみると良いと思います。


東京プレデターズ チャンネル登録お願いします! (ハルキ文庫) [ 七尾与史 ]

【書評】けいおん!highschool

 どうも。takaです。今回はこちらの作品、「けいおん!highschool」の感想をお話ししたいと思います。

 


けいおん!highschool (まんがタイムKRコミックス)

 

ストーリー

 こちらは、放課後ティータイムのメンバーの中野梓が他の4人の卒業後、これまでは後輩だったけど3年に進級して今度は先輩として、部長として軽音楽部を引っ張っていきます。

 4人の卒業直後に友人で同級生の平沢憂鈴木純の二人が入部し、進級後、1年の斎藤菫奥田直の二人が入り、バンド名、わかばガールズを結成し、文化祭のライブの成功を目指していきます。

前作よりも努力している面が強い

 バンド名通り、メンバーは梓以外ほぼ楽器経験が無い素人です。憂は普通に弾けるのですが、他のメンバーはそれが出来ないので練習に時間を費やします。

 純は大学でバンドをしている兄にベースを教えてもらい、(男キャラ出ました。嬉しいです)菫は夏休み中も登校してドラムの練習をするなど、練習している所が出てました。

 そして、部長となった梓はボーカルを担当するのですが、新歓で披露した際、歌が下手なのが発覚。だから梓にとっても始めたてですね。先行き不安な感じです。

 顧問の山中さわ子先生も健在で、去年までと変わらず音楽室でお茶を飲んでグダグダしていて教師の威厳が無く、1年生からも多分ダメな人と認識されています。

 

 しかし、音楽に関する知識は持っているけど手先が不器用で、上手く楽器が弾けなくて自信を無くし、部活を辞めようとした直にパソコンで曲を作る役目を与えて活躍の場を設けたり、梓の歌の練習に付き合ったり、技術的なこと、部長としてどう振舞うかのアドバイスをするなど教師らしい一面も前作より協調されています。そして学生の本分を無視した発言、合コンで惨敗などダメな人オーラも強くなっています(笑)

 

本家よりも好き

 一番の見どころは、終盤梓が放課後ティータイムに負けないバンドを作りたいという気持ちで日々練習に臨んでいましたが、文化祭を控えた1年は緊張気味。その時、梓は1年の二人としっかり向き合っていなかったことに気付いて反省し、放課後ティータイムと袂を分かち、わかばガールズとしてやっていく決意をする所ですね。これで迷いも吹っ切れ、1年との距離が近くなり、結束力が高まりました。

 梓はこっちのメンバーの方が良いと思います。

 

 この作品は本編よりも良い味がしていたと思いました。もっと見たかったです。


けいおん!highschool (まんがタイムKRコミックス)