本が友達の大人の読書感想文

自分がこれまで読んで気に入った本。漫画、小説、ビジネス書、ジャンル問わず紹介致します!!

【書評】理系の人々

 どうも。takaです。今回は「理系の人々(中経☆コミックス)」についての感想を書いていきます。


理系の人々 (中経☆コミックス)

ストーリー

 理系の人間といったら、「数学、物理、化学などが得意な人」というイメージがあるかと思います。実際私もそんなイメージを持っています。

 この漫画は、理系学部出身の作者が、日常面でも出ている理系の人々の特徴を描いています。

理屈で物事を考える人達

 この作品では、理系の人が主に仕事、生活、コミュニケーションが描かれています。そこで大体の理系以外の大体の周りの人の反応が、「コイツ、ウザい。うっとおしい。面倒臭い。付き合い悪い」です。

 仕事では上司から今日中にやらなければならない作業を振られても他の自分の作業、振られた作業の分量から今日中に出来るかどうかを判断し、今日中にやらなければいけないのであっても無理なら無理ですとハッキリ言って睨み合い。上司に一杯どうだと言われても「今日は早く帰る予定だったので」と断ります。

 基本的に効率重視で、直感ではなく理論を重視するためか、意見が合わず喧嘩になることもあります。

 親と連絡するシーンでは、付き合っている彼女がいても親に言うと面倒臭くなるからと彼女がいるか聞かれても「いない」と答えます。しかも彼女がいる前で。当然彼女は怒って喧嘩に発展します。彼自身に悪意は無いんですけどね。

感想

 このように人間関係に軋轢を生むばかりの展開なのですが、この作品を読んで自分も理系になりたいと思うようになりました。相手の前でハッキリ物事を言うことが出来て、何でも理論付けして物事を捕えようとする姿が純粋にカッコいいと思ったためです。

 それが理由で私はこの作品に出てくるシステムエンジニアという職業に興味を持ち、IT業界に入りました。

 この漫画を読んだことで自分の就きたい職業を見つけることが出来ましたので、人生が大きく変わったと思います。

 


理系の人々 (中経☆コミックス)

 

 

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【書評】『桜のような僕の恋人』(集英社文庫)

 どうも。今回はこちらの小説、「桜のような僕の恋人(集英社文庫)」について書いていきます。


桜のような僕の恋人 (集英社文庫)

 

ストーリー

 主人公の朝倉晴人は、美容師の有明美咲に片想いをしていたのですが、ある日彼女と接点が出来るきっかけが起こり、次第に彼女も晴人のことが気になる存在であると認識するようになります。

 晴人は彼女と関わるようになってから、諦めていたカメラマンをもう一度目指すようになり、彼女に認められるような男になるためにカメラマンの助手として一生懸命働くようになります。

襲い掛かる死へのカウントダウン

 しかし、出会いの後、夏頃になって彼女は、医者から急速な速度で体が老化していく遺伝性の病気であると診断されました。しかもこの病気は治療法が確立されておらず、実質、余命宣告です。

 日に日に老化していく自分の姿を見られたくないという思いから、夏の終わり頃に会ったのを最後に、美咲は晴人と会うことを避けるようにしました。

 そして美咲は、時間の経過と共に本当に体が老化していってしまいます。老化していくにつれて体が思うように動かなくなっていく様子を文章で見た時、胸が苦しくなりました。

 晴人は美咲の病状を彼女の兄から聞かされ、ショックを受けます。そして、美咲が生きているうちに自分が撮った写真を見てもらうために、職場の先輩に自分の写真も展示してもらえるように頼みます。

 そして、ほぼ動かなくなった体で美咲は展示されることになった晴人の写真を見に行きます。

感想

 この作品を読んで思ったことは、恋は人間を前向きにしてくれるものです。プロ野球で三度の三冠王を獲得し、引退後は中日ドラゴンズで監督も務めた落合博満さんも著書「采配」の中で成長したければ結婚するようにと言っています。

 晴人は、美咲と知り合う前は、現実の厳しさを知りカメラマンの道を諦め、フリーターをしていました。しかし、美咲に惚れ、話すことが出来てからは彼女に認められるような自分になりたいと思い、もう一度カメラを手に取りました。

 その後も自分の実力の無さを痛感するのですが、美咲の病気を知ってから何としても見てもらおうと普段怒鳴られている先輩に自分の写真を載せてくれるように必死で頼みました。

 こんな行動は、美咲と出会う前はしなかったでしょう。美咲と出会ったことで、晴人は人間的に成長していった。この作品は彼の成長物語でもあります。

 

 そして、人間いつ死ぬか分からない。100%長生き出来るとは限らず、いつ病気が見つかったり、事故に遭って若くして死ぬことも珍しくない。

 

 だからこそ今日が人生の終わりだと思って一日一日を悔いなく生きることが大事であると思いました。


桜のような僕の恋人 (集英社文庫)

 

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 最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

【書評】『僕は僕の書いた小説を知らない』(双葉文庫)

 どうも。今回はこちらの小説、「僕は僕の書いた小説を知らない(双葉文庫)」の感想について書いていきます。

 


僕は僕の書いた小説を知らない (双葉文庫)

ストーリー

 このお話の主人公は、昨日の記憶を保持出来ず、仕事を覚えたり、新しい人間関係を作ることが困難なので会社に入ってもうまくやっていけないと思い、就職することを諦め、小説家として生きていこうと決意し、毎日記録を書いて翌日になったら前日書いた記録を見てそれを参考にしながら小説を書いていきます。

 記憶が失われるためか、日付毎に文章も同一人物だけど違う人物だと感じるように書かれています。読んでいてまるで主人公の中には何人もの人格が宿っているみたいに感じます。

 物語の時系列は、2017年あたりになります。現実の2016年に起こった「こちら葛飾区亀有公園前派出所」の連載終了、人気アイドルグループ「SMAP」の解散について書かれている所があるのでリアルだなと思います。

交友関係は広く浅くより狭くて濃い関係の方が良い

 前述の通り、主人公は前日の記憶が維持出来ません。しかし、そんな状況を理解していて、亡くなった両親の代わりに主人公の生活面を支えてくれる妹がいて、他にも学生時代の友人、バーのマスター、担当編集者、そして自分が書いた小説の登場人物のモデルとした女性といったキャラクターが主人公の精神的な支えになってくれているなと思いました。この人達とは良い信頼関係が築かれていると感じました。

 次の日になると主人公はモデルの女性の名前を忘れてしまいます。けれども女性はそんな主人公を笑って受け入れる。そしてこの女性が一番主人公に大きな影響を与えます。小説を書く過程で追い詰められた状況でも、彼女と関わることで、立ち直り、また執筆を再開する。

 

 この作品を通じて思ったことは、狭くて濃い交友関係にある人達は、自分が困った時助けてくれたり、励ましてくれたり、後押ししてくれたりと、自分の人生を支えてくれる味方でいてくれます。読んでいてとても心温まりました。


僕は僕の書いた小説を知らない (双葉文庫)

 

 

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 最後まで読んで下さり、ありがとうございました。

【書評】アイスクリーム好き必読!!漫画「お嬢様はアイスがお好き」(MFC キューンシリーズ)

 どうも。takaです。今回は、漫画「お嬢様はアイスがお好き」についての感想を書いていきたいと思います。

 


お嬢様はアイスがお好き。 1 (MFC キューンシリーズ)

ストーリー

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出典:お嬢様はアイスがお好き はなこ(MFC キューンシリーズ)

 

 

 常に氷の様に冷たい態度をとるためクラスメイトからは孤立されている・・・訳でもなく、それが逆に良くてクラスから面白がられているお嬢様高校生・有栖川氷香が彼女と仲良くなりたいと思っているアイス好きでどんな時でもアイスのことを忘れないクラスメイト・相沢スイとアイスを通じてコミュニケーションを図るアイスコメディ漫画です。

新鮮な感覚でアイスを食べることが出来る

 この作品の魅力は、何といっても読んでいるととてつもなくアイスが食べたくなってくる所です。

 

 しかも、ただ食べるだけでなく、アイスをミキサーに入れて飲み物にしたりなど、「こんな食べ方もありますよ」と色々紹介してくれる所と、同じ名前でもラクトアイスなのかそうでないのかでどう違うのか、成分の比較などの説明も書いてあります。

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出典:お嬢様はアイスがお好き はなこ(MFC キューンシリーズ)

 

 

 これによって食べたことがあるアイスでも食べたことのないような新鮮な感じで食べることが出来ます。その点が一番良い所です。

 話に出てくるアイスの紹介をするシーンの言葉や、登場キャラクターが美味しそうにアイスを食べる姿と食べた時の感想シーンも、食欲をそそるように書いてあるのでまた魅力的です。

 アイスのメルマガ登録をしたような感じです。

 

 ただ、今は夏だけでなく、冬にこたつで食べるのも季節にピッタリなんですよね。

 大体こたつで食べる物といったらみかんが定番ですけど、理由としてはこたつに長時間入っていると暑くなってくるから冷たいものを求めたくなるのでしょうか?

 

 さらに、ロッテの雪見だいふくはCMで雪が降っている光景の中で食べているシーンがあるから、自分の脳内では冬の食べ物になっています。

 

 アイスは気温が高い低いにもかかわらず、多くの人が好んで食べる物ですね。

書評

 この作品を読んでいると、この漫画を描いた人は本当にアイスが好きで、食べ方についても色々試していたりして日々色々研究を重ねているんだろうなという気持ちがひしひしと感じられる良い漫画です。

 アイスが好きな人、夏に涼みたい人にはお勧めの一冊です!!


お嬢様はアイスがお好き。 1 (MFC キューンシリーズ)

 

 

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 最後まで読んで下さり、どうもありがとうございました。